2014年12月4日木曜日

【Brainworx】bx_XL V2 を購入した感想

ブラックフライデで$99だったのでMS処理リミッタBrainworx bx_XL V2を買った。



MとSだけじゃなく、MのLow、3種類をいじれる。
任意の周波数以下をモノラルに出来る。
飽和(サチュレーション)は0から100%の増減だけで、低域高域などの設定は出来ない。
ただしM-Hi、M-Low、Sと3種類を別個に設定できるので実際には音域を指定したようなもの。
Slate Digital FG-Xに近く高域を短くすっきり派手にする感じ。割れやすく、20%からせいぜい50%が限界。

以下はProtools10(RTAS)、48khz/24bitの数値。
【エフェクタ】【遅延サンプル数】【CPU負荷】
Brainworx bx_XL V242044%
WAVES L316620710%
Slate Digital FG-X25420%
V1を知らないが、遅延は大きいがCPU負荷は軽い。
ピアノなど高域の割れ具合もFG-Xに近いが、L316みたいに低域など特定の音域が極端に潰れることもない。

これ1つで3dBFSから6dBFSのGRでRMS-10dBFSを目指してもそれなりに出来るが、これの前に1つか2つのコンプリミッタを噛ませて、小さくなりがちな低域を持ち上げつつ最終的に潰すのが良い。